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介護職員学習交流会(庄内・内陸)

講師:産業カウンセラー 阿部 美津子 様

 

社会福祉士でもある阿部先生は、高齢者施設でのカウンセラーを長く経験されたこともあり、介護される側、就業する側、双方の事例を紹介する場面が多く、受講者にわかり易い講話となりました。

自分を大切に コロナ禍におけるストレス対処法

講話テーマ

新型コロナウイルスが流行し、介護施設においては今も気が抜けない状況が続いています。こんな時だからこそ、職場での頑張りを認めて、自分を肯定することは明日へのエネルギーにつながります。走り続けている今の状況から少し立ち止まり、ともに頑張っている介護職員さん同士で交流し、大変な時期を共に乗り越えるヒントをつかみます。

講話内容

講話の中では、ストレスの症状や発生原因、対処方法が紹介され、免疫機能を高める野菜スープのレシピや、リラクゼーションにつながる呼吸法など、普段の生活に今すぐ役立つ知識も学べる内容でした。

感染予防の観点から、グループディスカッションとはいきませんでしたが、フェイスシールドを着用したペア学習では、互いの現状を話し、聞き、ストレスに囲まれた「今」を共感できたのではないでしょうか。

主体的自己決定性、自己受容=他者受容、誰かに助けを求める...

ストレスに向き合う”心構え”を学んだ最後は、4つの「幸福であることの条件」を確認して、閉会となりました。

❶ 自分を大切に思える=自己信頼
❷ 人を信じ、よい関係が築ける=他者信頼、助け合う、連帯する
❸ 人の役に立っていること=働く
❹ 学ぶこと=人生に迷わないため


庄内会場の様子

受講者アンケートから

●とても有意義な時間でした。

●自分のコップに水を満たしてそのあふれた分で他人に接するときは優しくなれると知った。

●自分の呼吸で頑張ってみたい。

●スープ作ってみます!

編集後記

密をさけて、小規模な交流会となりましたが、参加者の皆さまが一時でもホッとでき、リラックスした日常につながるヒントを持ち帰って頂ければ嬉しいです。お疲れ様でした。